ニキビと吹き出物の違い

ニキビと吹き出物は、どのように違うのでしょうか。
実際は、ほとんど同じだと考えられています。
ただ思春期ニキビの場合は、吹き出物ではなく明らかにニキビと呼ばれることの方が多いです。
10代でできるものはニキビ、大人になってからできるのが吹き出物、そのように区別している人も多いのではないでしょうか。

ただ厳密には、ほとんど同じだというのが正しいと言えます。
思春期ニキビは成長ホルモンの関係で、男性ホルモンが増えて皮脂分泌が活発化し、できてしまいます。
大人にきびは、ホルモンバランスの崩れから始まり精神的なストレスや、食生活の乱れ等も大きいです。

また、女性の場合大人になると化粧するのが当たり前なので、化粧品がにきびを増やしてしまうことも多いです。
大人になってからの吹き出物は、思春期ニキビと同じようなスキンケアで対策してはいけません。
思春期にきびのための化粧水や乳液は、お肌を乾燥させてしまうものがほとんどです。
抗炎症作用や殺菌作用が含まれているので、どうしてもお肌から潤いを逃してしまうのです。

10代の頃は皮脂分泌が活発なので、それらをしてもにきびが完全に治ることはありませんが、大人になるとそれらの化粧品のせいで老化が促進されてしまうような心配があります。
大人用のニキビ対策化粧品を使うようにしましょう。
思春期ニキビは20歳くらいになると自然と改善していくので、ある意味たちがよく単純だといえます。

しかし大人ニキビは、残業が続いてしまったことによる寝不足、喫煙による血液循環への悪影響、一人暮らしで自炊できない栄養面での心配等様々な原因があげられます。
どれか一つだけが理由ということは少なく、総合的な肉体的精神的ストレスが吹き出物の原因となるので、原因の根絶そのものが現実として不可能なことが多いです。
ストレス社会と言われている今、社会生活を送っている大人のほとんどが何かしら我慢して仕事をしています。
ニキビのために仕事を辞めるなんてできないのですから、運動したり友達としゃべったりストレスの発散できる場を作ることが大事です。