ニキビを潰してはいけない

目立つようなニキビができると、潰したくなるのが人の常です。
思春期ニキビも大人ニキビも年齢なんて関係なく、目立つとどうしてもぷちっとしてしまいますよね。
しかし、それは絶対にやってはいけないことなのです。
そうとはわかっていても潰してしまうのがにきびですが、潰してしまうとどんなに恐ろしい事が起きるのか詳しく理解しましょう。
理解が進むことで、潰そうとをもっても手を止めることができるようになります。

まず、私たちの顔や手には目には見えない雑菌がいっぱいついています。
その手でにきびを潰してしまうとそこからばい菌が侵入して、中で繁殖します。
そのせいで痛い炎症が起こってしまったり、中で膿がたまってしまい、見た目もどんどん大きくなってしまうのです。
また、にきびを潰すことにより、お肌に多大なダメージを与えてしまうこととなります。
自ら傷を作っているという事を忘れてはいけません。

お肌に傷ができるとメラミン生成が促進されてしまい、シミの原因となります。
シミは熟女の悩みだと思っている女性も多いかもしれませんが、にきびを潰してしまったならば何才でもその可能性が出てくることを忘れないようにしなければなりません。
にきびを潰すと、そこが気になって仕方なくなってしまったり、くせになってしまって繰り返し同じ場所を触ったり潰してしまうこととなります。
これには「引っ掻きニキビ」という名前がつけられている程で、多くの人がこの習慣を続けて、ニキビ跡を作ってしまいます。

ニキビ跡ができてしまうと、ニキビを改善するよりも厄介な事となります。
ニキビ跡の状態にもよりますが、普通のスキンケアだけではなかなか綺麗なお肌を取り戻すのが難しくなります。
美容整形外科や皮膚科で受けることのできるピーリングならば、深刻なニキビ跡でない限り綺麗にできるでしょう。
ピーリング効果はそれだけではなく、その刺激で真皮のコラーゲン生成をサポートします。
コラーゲンは美肌に欠かすことのできない成分です。
ピリピリ刺激が苦手と言う人も、ニキビ跡のため!コラーゲンのため!と思えば、我慢できますよね。